ヤマハ発動機は9月5日、原付2種スクーター『アクシストリート XC125E』のブレーキシューに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2011年2月22日~2011年5月12日に製作された1380台。
ドラム式の制動装置において、ブレーキシューの製造が不適切なため、ブレーキシューとライニングの接着が不十分なものがある。そのため、ブレーキ操作を繰り返すとライニングが剥がれ、制動時にドラムとシューの隙間に噛み込み、意図した以上の制動力が加わることがあるため、低速時に走行安定性を損なうおそれがある。
全車両、ブレーキシュー一式を良品と交換する。
不具合発生件数は0件で、車両製作工場からの情報で発見した。
事故は起きていない。