9月7日より発売が開始される新型フォード『クーガ』のターゲットユーザーは、ミニバン卒業層だという。
そう話すのはフォード・ジャパン・リミテッドマーケティング部の佐藤健さん。「一時期『オデッセイ』などが流行ってミニバンを買った方達の中で、子供が大きくなり3列シートは必要ないものの、室内のユーティリティのあるクルマが欲しいという方が、クーガのような輸入コンパクトSUVクラスを購入しています。そこをぜひ多く取りたいと考えています」と話す。
あえて輸入車を選ぶ理由について佐藤さんは、「40代後半くらいになると経済的にも余裕が出来て、将来の予測も見えてきますので、国産をずっと乗ってきた方はこのあたりで輸入車に乗っておこうかなという気持ちが出てくるようです。クルマに憧れを持っていた世代ですから、昔憧れていたクルマに乗ってみたいという気持ちがあるのでしょう」とし、クーガ購入者のうち半分以上は国産からの乗り換えになるのではと語った。