GMの欧州部門のオペルが9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13で初公開する『モンツァ コンセプト』。同車のフロントマスクが明らかになった。
モンツァ コンセプトは、オペルの将来のデザインの方向性を示唆したスタディモデル。「彫刻的スタイルの変革」をテーマに掲げ、次世代のオペル車のデザインを提示したのが、モンツァ コンセプト。
『モンツァ』の名前は、1978‐1986年に存在したオペル車に由来。当時のモンツァは、エレガントなクーペ。欧州では市販車として初めて、デジタルダッシュボードディスプレイを装備したのも、モンツァだった。経営再建中のオペルにとって、モンツァ コンセプトは重要な役割を担うモデルとなる。
8月6日、オペルはモンツァ コンセプトの最新予告画像を公開。今まで分からなかった同車の表情が明らかになった。新世代のオペル車をアピールするスポーティなフロントマスクが見て取れる。
オペルのカールトーマス・ノイマンCEOは、「モンツァ コンセプトはオペルの未来を示唆した1台。フランクフルトモーターショーで画期的なコンセプトカーを発表するというオペルの伝統は健在だ」とコメントしている。