ピアッジオグループジャパンが8月6日に発表した『ベスパ946』は、価格115万円、20台限定のプレミアムスクーターだ。
プロトタイプである『MP6』を近未来的に再現したプロポーションと、生産第一号車の『ベスパ98』が発売された1946年に基づく名を持つ。
パワーユニットは、最高出力11.4psを発揮する空冷4サイクル124ccエンジンを搭載。前後ディスクブレーキやABS、トラクションコントロールのほか、視認性に優れたフルデジタルメーターを装備する。
また、外観には随所にアルミニウムを施し先進性をイメージ。独創的なデザインのシートもアルミを使用することにより強度をアップしたという。
ベスパ946はイヤーモデルごとに仕様が変更となるため、年号の入ったアルミパーツが装着される。営業部エリアマネージャーの河野僚太さんは「今年は白いボディに赤のシートという組み合わせだが、来年以降はまた違う946になるので、楽しみにしてほしい」と話した。
今後は発売に先駆け、モトーリモーダ銀座で特別先行展示、スクーター・イタリアーノ各店でスペシャルプレビューキャラバンも開催する予定。