【F1】堅実な開発プランに自信を深めるケータハム

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ケータハム(2013年)
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F1の夏休み入り前でケータハムのコンストラクターズ順位は最下位。ところがチーム代表のシリル・アビテブールは、直近3戦で見せた成果はチームの開発プランの正しさを証明していると胸を張る。

開幕戦オーストラリアでケータハムはグリッド最後尾からスタートしたが、その後の積極的な開発の甲斐あってか最近は3戦連続でライバルのマルシャよりも上位でフィニッシュしている。

「開幕時点では明らかに(マルシャに)負けていましたが、最近3戦では逆に大きなギャップで優位に立つことができています。これがわれわれの開発成果です」とアビテブール。

「ウィリアムズやザウバー相手に互角のレースをしたことだってあります。実はこの辺りがわれわれの目標なのです。2013年に積極的に取り組んだ開発プランが成果を生んだという点で、チームにとってはとても嬉しい結果です」

「パフォーマンスの向上は今までのところポイントには結びついていませんし、タイトル順位も同様です。最近はヴァンデルガルデに試練が続いていますが、ハンガリーGPでは努力の成果があったと評価しています。ピレリの新しいタイヤは、これまでのタイヤよりも彼のドライビングスタイルに合っています」

「シャルル・ピックの場合は、マルシャでたった1年ドライブしただけの経験なのに、チームの開発プログラムに多大な貢献をしてくれています。これも彼の成熟度と熱意を示すものでしょう。彼の場合、元々がタイヤマネージメントを得意としていたので、新しいタイヤが相対的な優位を削ぐ可能性はあります。ぜひとも、タイヤ以外のレーステクニックを磨いてこれを補って欲しいと思っています」

《編集部》

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