BMWグループ 第2四半期決算、純利益は9%増

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新型BMW 3シリーズセダン
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ドイツの高級車メーカー、BMWグループは8月1日、2013年第2四半期(4‐6月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、195億5200万ユーロ(約2兆5700億円)。前年同期の192億0200万ユーロに対して、1.8%の伸び。また、第2四半期の純利益は、13億9200万ユーロ(約1830億円)。前年同期の12億7700万ユーロに対して、9%増えている。

第2四半期の世界新車販売は、前年同期比6.6%増の50万6321台。このうち、BMWブランドは42万2844台を売り上げ、前年同期比は8.3%増。

2013年上半期(1‐6月)の車種別実績では、『3シリーズ』が前年同期比22.5%増の23万7700台。『5シリーズ』も1.2%増の17万9833台と堅調だった。SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)では、新型『X3』が前年同期比5.2%増の7万7959台。『X1』も22.8%増の7万9061台と好調。

上半期の市場別実績では、中国が前年同期比15%増の18万3208台。中国を含めたアジア全体でも、14.3%増の27万2943台と伸びた。米国は9.7%増の21万3867台。欧州は43万6709台を売り上げたものの、前年同期比は0.1%減と、信用不安の影響でわずかに減少した。

BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は、「欧州の多くの市場で逆風が吹いているが、BMWグループは第2四半期、強固な結果を残した」と述べている。

《森脇稔》

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