米国の民間調査会社、JDパワー&アソシエイツ社は7月24日、「2013年米国自動車商品魅力度(APEAL)調査」の結果を発表した。MAV(SUVなど)カテゴリーのランキングでは、日産自動車とGMが全11部門中、最多の2部門ずつで1位に輝いた。今年で18回目の調査は、新車購入から90日が経過した時点で、顧客に愛車の魅力について質問。質問項目は、性能、デザイン、装備など10カテゴリーの90項目以上に及ぶ。調査は2013年モデルの新車を購入した顧客が対象で、2013年2‐5月にアンケート方式で行い、8万3000人以上から回答を得た。MAVカテゴリーの各部門ベスト3は、以下の通り。サブコンパクトCUV1:ビュイック・アンコール2:フォルクスワーゲン・ティグアン3:ヒュンダイ・ツーソンコンパクトCUV1:マツダCX-52:GMCテレーン3:トヨタRAV4コンパクトプレミアムCUV1:アウディA4オールロード2:アウディQ53:レンジローバー・イヴォークコンパクトMPV1:キア・ソウルミッドサイズCUV1:日産ムラーノ2:ビュイック・アンクレイブ3:ホンダ・クロスツアーミッドサイズプレミアムCUV1:ポルシェ・カイエン2:アウディQ72:BMW X5(同率)ミニバン1:ホンダ・オデッセイ2:トヨタ・シエナラージCUV1:日産アルマーダ2:トヨタ・セコイア3:GMCユーコンラージプレミアムCUV1:ランドローバー・レンジローバー2:メルセデスベンツGLクラス3:インフィニティQX56ラージ・ライトデューティー・ピックアップ1:シボレー・アバランチ2:フォードF-1503:ラム1500ラージ・ヘビーデューティー・ピックアップ1:フォードF-250/350日産自動車が全11部門中、2部門を制覇。ミッドサイズCUV部門の『ムラーノ』、ラージCUV部門の『アルマーダ』という構成だ。また、GMも、サブコンパクトCUV部門でビュイック『アンコール』、ラージ・ライトデューティー・ピックアップ部門でシボレー『アバランチ』の2車種が選出。一方、ブランド別のランキングで首位のポルシェは、ミッドサイズプレミアムCUV部門で『カイエン』が第1位を獲得。高い魅力度をアピールしている。