新車販売が大きく伸びている東南アジア。その中核をなすインドネシアで、ホンダが新たなコンセプトカーを発表することが分かった。
これは7月18日、ホンダインドネシアが公式サイトで明らかにしたもの。「9月のインドネシア国際モーターショーにおいて、ホンダ『LMPVコンセプト』を初公開する」と発表している。
ホンダLMPVコンセプトは、インドネシアでは最大サイズとなるLMPVクラスに、ホンダが初参入することを示唆したコンセプトカー。最大7名乗りを実現したMPVだ。搭載エンジンは1.5リットルで、パフォーマンスと燃費の両立を目指す。先進のデザイン、広い室内、高い安全性能も追求される。
なお、ホンダインドネシアは、LMPVコンセプトの予告スケッチを公表。フロントマスクには、ホンダが東南アジアなどの新興国で販売中の『ブリオ』と共通イメージが与えられているのが見て取れる。
ホンダのインドネシア四輪車生産販売合弁会社、ピー・ティ・ホンダプロスペクトモーターの内田 知樹社長は、「LMPVコンセプトは、インドネシアのホンダにとって特別な商品。なぜなら、インドネシアの顧客のニーズや道路事情に合わせて、専用開発したからだ」と述べている。