WRCは7月11日、日曜日まで開催されるイギリスのグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに、ワールドラリーチャンピオンシップのスター達が参加することを伝えた。
毎年行われるこのモータースポーツの祭典は今年で20周年を迎え、2005年以来、1.16マイルの舗装路のヒルクライムがレーシング・アクションの焦点となっている。
1983年にWRCのチャンピオンであるハンヌ・ミッコラによってデザインされ、今年から新しいハイスピードセクションを含むステージには、様々な車やWRCの異なる世代からドライバー達が挑戦する。
フォルクスワーゲン・モータースポーツのドライバーである、アンドレアス・ミケルセンが2013年型VWポロRのハンドルを握り、車を開発したスペインのダブルワールド・チャンピオンであるカルロス・セインツもドライブする。また、ミッコ・ヒルボネンも参加し、シトロエンDS3 WRCを運転する。
WRC-2のエースであるセップ・ウィーガンドはシュコダ・ファビアS2000をドライブし、元三菱WRCワークスチームのドライバーであるフレディ・ロイクスも同様に運転する。
現代的なラリーカーと一緒に、およそ60台の歴史的な車もイベントを通してのステージに挑む。そのなかでもクラシック・ミニ・クーパーは、1967年のモンテカルロラリーの勝者であるラウノ・アールトネンによって運転される。また、もう一人のモンテカルロの勝者であるジーン・ラグノッティは、A310やA442B、5Maxi Turboといった様々なルノーの車をドライブする。