Honda Team Asiaは、玉田誠とアズラン・シャー・カマルザマンがアジアロードレース選手権第3戦インドに参戦するため、今回のテストには不参加となり、長島哲太が一人で参加した。前回は3人でのテストだったため、長島はマシンに乗る機会が少なかったものの、今回は一人で黙々と走行を繰り返し、2分12秒台までタイムアップして22番手となった。チームはこのテスト結果を踏まえて、長島を実践投入するか検討予定。
TOHO Racing with MORIWAKIは、第3ライダーをオーディションで選考した結果、渡辺一馬が選ばれ、山口辰也、伊藤真一とともに走り始めた。伊藤は初日に時速232kmの高速で転倒し、関係者をヒヤリとさせたが、ケガもなく復帰。2日目もシケインで接触して転倒してしまったが、ケガはなく本番に備える。このチームも3人が2分10秒台を記録し、バランスが取れていることを示し、順調な仕上がりをみせ、最終的には17番手でテストを終えた。