【夏休み】ひたちなか海浜鉄道と銚子電鉄、姉妹鉄道提携記念のフリー切符発売

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「銚電&湊線フリーきっぷ」の予定デザイン。D型硬券1枚に台紙が付く。
  • 「銚電&湊線フリーきっぷ」の予定デザイン。D型硬券1枚に台紙が付く。
  • 銚子電鉄の2000形2両編成(クハ2501+デハ2001)。
  • ひたちなか海浜鉄道のキハ3710形(3710-02)。

ひたちなか海浜鉄道(茨城県ひたちなか市)と銚子電気鉄道(千葉県銚子市)は、「銚電&湊線フリーきっぷ」を7月20日から8月31日まで発売する。

両社が運営している鉄道路線は過去に廃止が取りざたされながらも、第三セクター化や副業収入などにより存続が図られており、「幾多の困難を乗り越えてきたことなど共通点が多い」として今秋に姉妹鉄道提携を結ぶことにした。「銚電&湊線フリーきっぷ」は、これを記念した企画の第1弾として発売される。

発売期間中に限り、ひたちなか海浜鉄道湊線と銚子電鉄線の両線を1日中自由に乗り降りできる。切符は「D型」と呼ばれる30×88mmサイズの硬券で、今回のフリー切符用に作成したオリジナルの地紋を使用。これにひたちなか海浜鉄道と銚子電鉄の車両の写真などをあしらった台紙が付く。

発売額は1420円。両社がそれぞれ発売している1日フリー切符(大人の場合、銚子電鉄620円、ひたちなか海浜鉄道800円)の合計と同額になる。作成部数は1000部限定で、両社とも500部ずつ発売する。

《草町義和》

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