ひたちなか海浜鉄道に新駅…平磯-磯崎間に「美乃浜学園」駅 2021年3月

美乃浜学園のイメージ。左手に湊線の列車が描かれている。
  • 美乃浜学園のイメージ。左手に湊線の列車が描かれている。
  • 赤い部分が美乃浜学園と新駅の設置位置。

茨城県ひたちなか市の勝田駅と阿字ヶ浦駅を結ぶ湊線を運営する、ひたちなか海浜鉄道は5月26日、平磯~磯崎間に新設する駅の名称を「美乃浜学園」(みのはまがくえん)に決定したと発表した。

この新駅は勝田起点12.6kmの地点に位置する1面1線の無人駅。2021年3月に平磯・磯崎・阿字ヶ浦の各地区にある3つの小学校と2つの中学校が統合され、ひたちなか市磯崎地区に小中一貫の『美乃浜学園』が誕生する予定のため、その最寄りに設置される。駅名もそのことをわかりやすくするため、校名と同じものとなる。

「美乃浜」の名は、万葉集に収められている、磯崎地区の海岸を歌ったとされる和歌「許奴美乃浜」(こぬみのはま)の一説を引用したもので、「美」の文字は、美しい海(浜)、平磯・磯崎・阿字ヶ浦の3地区の融合を示す「三」(み)、未来への飛躍を表す「未」(み)を表わすものだという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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