【プジョー 208 GTi 試乗】小粒ながら骨太な走りは205GTIの再来!?…島崎七生人

ホットハッチの代表格だったあのプジョー『205GTI』の登場から早30年! 高性能モデルのDNAを受け継いだ『208GTi』がお目見えした。

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プジョー 208 GTi
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ホットハッチの代表格だったあのプジョー『205GTI』の登場から早30年! 高性能モデルのDNAを受け継いだ『208GTi』がお目見えした。

外観は意外にも大人しいが“いかにも”ではない点に好感をもった。サイドスカートのほか、フェンダーアーチも専用だが全幅1740mmは標準車と変わらず。ほかにグリルのパターン、赤い挿し色、赤いブレーキキャリパー、などがGTiの証。17インチのアルミホイールも専用。ルーフスポイラーもやや大型だが、それさえもさり気なくていい。

内装もシートベルト始め随所に“赤”を挿してある。ステアリングも専用デザインだが、グリップ断面形状が場所ごとに変化するのは、個人的には“気になると気になる”。シートは硬過ぎず絶妙なクッション、サイズで、まさにスポーツドライビング向き。ステアリングホイールの外側からメーターを眺めるポジションは、もちろん標準車と同じだ。

200ps/275Nmの性能を絞り出す1.6リットルターボエンジン+6速MTの走りは、まさに痛快そのものだ。許容範囲までの全域でパワフルで、ギヤとエンジン回転を選びながら意のままの走りが楽しめる。トルクも厚みがあり、街中でも運転しやすい。100km/hは6速で2250rpmほど。粒立ちのいい排気音も耳と身体に心地いい。ステアリングは速度、状況を問わず的確な操舵力を保つ。乗り味はダンパーは適度に締まっているものの、決してハード一辺倒ではないのがプジョーらしいところ。小粒ながら骨太な走りっぷりは、まさに『205GTI』の再来のよう。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
《島崎七生人》

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