スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズの最新作で、世界的に人気の新型『V40』。同車に、駐車を自動で行うコンセプトカーが登場した。
これは6月20日、ボルボカーズが明らかにしたもの。新型V40をベースに、自動駐車システムを組み込んだコンセプトカーを開発したと公表している。
すでに、「ロードトレイン」と呼ばれる自動運転のロボットカー技術を開発しているボルボカーズ。今回の自動駐車システムにも、このロードトレインのノウハウが注入された。
ドライバーは駐車場に到着したら、車から降りる。そして、専用アプリケーションをダウンロードしたスマートフォンの画面上で、「Park Now」ボタンにタッチ。すると車が無人状態で動きだし、空きスペースを見つけて自動で車を停めてくれる。
このシステムには、最新のセンサー技術を車両に導入。ボルボカーズによると、歩行者や自転車、他の車の接近を検知し、ぶつからないように自動でブレーキをかけるという。
また、駐車場に停まっている車を、自動で呼び出すことも可能。ボルボカーズは今後、この技術の実用化を目指して、さらなる研究開発を続ける計画。