フランスのサルト・サーキットで、2013年FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦ル・マン24時間レースが開幕。6月19日は初の走行セッションとなる公式練習と予選初日1回目が行われた。
午後10時、ドライコンディションの下、トヨタ・レーシングの中嶋一貴とステファン・サラザンが予選初日のタイムアタックを開始。#7はニコラス・ラピエール、#8はアンソニー・デビッドソンが続くスティントを担当。続いて#8がセバスチャン・ブエミへとドライバー交代した直後、#8は駆動系のトラブルに見舞われコース上にストップしてしまった。
それとほぼ同時期に、コースの別の場所でアクシデントがあり、セッションは赤旗中断。破損したガードレールの修復が行われたが予選初日終了の午前0時までには、間に合わず、予選初日のセッションは再開されることなく終了した。
トヨタ・レーシングのアレックス・ブルツとニコラス・ラピエール/中嶋一貴の『TS030ハイブリッド』#7は4番手、アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザンの同#8は6番手につけ、最初の予選セッションを終えた。
最終的な決勝レースへのスターティンググリッドは、20日に2回行われる予選セッションで決定される。