秋田新幹線のE3系量産先行車が引退へ…7月20日「こまち36号」

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7月20日に引退するE3系0番台R1編成。ライトの位置や先頭部の形状が後の量産車と異なる。
  • 7月20日に引退するE3系0番台R1編成。ライトの位置や先頭部の形状が後の量産車と異なる。
  • E3系0番台の量産車もE6系への置き換えにより2014年春には全て引退する見込み。

秋田新幹線「こまち」で使用されているE3系0番台の量産先行車編成(R1編成)が、7月20日の「こまち36号」(秋田発12時57分)の運転を最後に引退することになった。JR東日本秋田支社は、最後の運転に合わせて引退セレモニーを実施する。

当日は「こまち36号」が発車する秋田駅新幹線ホームで、12時40分から13時頃までセレモニーを実施。乗務員への花束贈呈や出発合図による発車、スギッチや横断幕による見送りを行う。乗客には記念品としてオリジナル記念乗車証などを配布する。

E3系0番台は1997年に開業した秋田新幹線直通用の車両として計画され、1995年に量産先行車としてR1編成が製造された。その後登場した量産車とは、ライトの位置や先頭部分の形状が異なるなどの違いがある。

秋田新幹線は現在、E3系0番台と3月から営業運転を開始したE6系で運転されているが、2014年春には秋田新幹線の全ての列車がE6系になる見込み。これによりE3系は山形新幹線直通用の1000・2000番台のみとなる。

《草町義和》

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