フェイスリフトで外観を一新させたメルセデスベンツ『Eクラス』。その大半を占める“アバンギャルド”のベースグレードが、この『E250 アバンギャルド』だ。
搭載エンジンは新開発となる2リットルの4気筒BlueDIRECTターボ。直噴と成層燃焼リーンバーンを実現しながら、エンジン負荷により均質燃焼も組み合わせ、最適な燃焼モードを制御・選択するというもの。とはいえその仕事ぶりは呆気ないほど自然なもので、総じて快活な走りを実現している。加・減速時のフィーリングにも違和感がなく、アイドリングストップもスッと素早く実行される。
乗り味もパワーフィールに見合った、軽快感とEクラスらしい“しとやかさ”が上手くブレンドされたもの。タウンスピードでのスムースな乗り味も上質だ。
また「レーダーセーフティパッケージ」もこのモデル以上で標準。BASプラス(跳びだし検知機能付きブレーキアシスト・プラス)始め、安全を支援してくれる最新の機能が、ドライブ時の安心感をより高めてくれる。2つの周波数を使い分けるレーダーセンサーで、スピードに応じた車間距離を維持してくれる「ディストロニック・プラス」などもかなり完成度が高く、違和感なく作動してくれる。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★