“ジャパン・ブルー”に身を包んだ侍たちが、オーストラリアとの熱戦を繰り広げた6月4日(火)。本田圭佑選手の左足によって見事、ワールドカップ出場を決め、渋谷の街は規制がかかるほど全国民が沸いたが、実はそのおよそ45分前…ハーフタイムの合間に流れた1本のCMがもう一つの話題を集めていたのをご存じだろうか?
Twitter上でも「数秒で虜になる」「すごいこと起こりそう」など多くの反響があった120秒間のドラマ――それはトヨタの新CM。このたび、本編で『クヒオ大佐』以来4年ぶりの共演を果たし、初の夫婦役に挑戦した堺雅人と満島ひかりからコメントが到着した。
6月4日(火)からオンエアが開始された新CM「ハイブリッドの樹」篇、「住人たち」篇には、舞台となる架空の街の中心にそびえ立つ「ハイブリッドの樹」の役で登場する樹木希林、堺さんと満島さんに加え、佐藤浩市、反町隆史、妻夫木聡、前田敦子、笑福亭鶴瓶らも出演している。現在放映中のトヨタ車のCMに登場する人たちが、実は全員「TOYOTOWN」という街の住人だったという設定だ。1997年に世界初の量産ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売して以来、ハイブリッド車の普及に取り組んできたトヨタが描くハイブリッドの歴史と未来を表現したCMになっている。
堺さんと満島さんは、その街に新たに引っ越してきた夫婦として登場し、「TOYOTOWN」の仲間入りを果たすことになる。とくに堺さんは「すべてを知る謎の男」という設定で、なんとも独特な世界観を作り上げている。
堺さんと満島さんは4年前に『クヒオ大佐』で共演していたこともあり、夫婦役での共演に「嬉しい反面、照れくさかった」(堺さん)、「『お父さんと同じ職場で働いていて、よく家に飲みに来ていたお兄さん』みたいな印象を持っていたので、ちょっと不思議な感じはしました」(満島さん)とコメント。しかし、「はじめて妻夫木さんとご一緒させていただいたとき、『CMで見たあの人だ! 本物がいる!』と思って。楽しかったですね(笑)」、「子どものころにドラマ等で見ていた方がたくさん共演するということもあり、緊張しましたが、楽しめました」とお互いに撮影を楽しむことができたようだ。
さらに「壮大な物語がこのあと待ち受けていると思います。自分も楽しみながら、わくわくしながらやっています。是非楽しみにご覧ください」(堺さん)、「わたし自身物語のあるCMがとても好きで、CMという短い作品の中でどれだけのものが描かれるのか、仕上がりを楽しみにしています。皆さんもぜひ、集中して見ていただけると嬉しいです」(満島さん)とそれぞれに作品に対する思いを語った。
「MARK X」のCMに登場する佐藤さん、「VOXY」のCMに登場する反町さんを始め、「ドラえもん」シリーズでのび太役を演じる妻夫木さんとジャイ子役を演じる前田さん、「ReBORN」大河シリーズで千利休役を演じる鶴瓶さんなど、錚々たる顔ぶれは今後どのように物語に絡んでいくのか? 次は誰が「TOYOTOWN」の住人として出てくるか、そしてどんな不思議な物語が展開されてゆくのか? 今後の展開に期待したい。

 
    








 
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
          
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