マセラティ ジャパンは6月5日、『クワトロポルテ』など4車種の緩衝装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2004年2月8日~2009年1月2日に輸入された1649台。
後輪のトーインを調整するタイロッドのねじ締め込み部分が緩み、高速旋回時の走行安定性が損なわれるおそれがあるほか、タイロッドの締め込み部分が外れて通常走行時でも走行安定性が損なわれるおそれがある。
全車両、後輪の左右のタイロッドを良品と交換する。
不具合発生はなく、イタリア本国からの情報でわかった。
事故は起きていない。