ドイツの高級車メーカー、BMWが5月30日に発表した新型『X5』。ディーゼルエンジン搭載車も、大きな進化を遂げている。
現行X5には、日本市場で、「xドライブ35dブルーパフォーマンス」というディーゼルグレードを設定。事実上、この後継グレードと呼べる「xドライブ30d」が、欧州では用意された。
新型X5のxドライブ30dグレードには、パフォーマンスと燃費の高バランスを追求するべく、改良された直噴3.0リットル直列6気筒ターボディーゼルを搭載。最大出力は258ps/4000rpm、最大トルクは57.1kgm/1500-3000rpmと、従来比で13ps、2kgmパワフルに。
0-100km/h加速は6.9秒と、従来比で0.7秒短縮。最高速は230km/h。欧州複合モード燃費は16.13km/リットルと、従来比で16%向上。CO2排出量は162-164g/kmで、最大31g/km減らした。排出ガス性能はユーロ6を満たす。