WRCは5月27日、WRCのドライバー、ミカル・コシューツコがMINIジョン・クーパー・ワークスのプログラムを離れてラリーイタリアよりMスポーツに移籍し、フォード・フィエスタRSのドライバーとなることを発表した。
コシューツコは次のアクロポリスラリーから退き、6月に行われるラリーイタリアでフィエスタWRCでのデビューを飾ることとなる。
28才のコシューツコはまた、MINIを運営するモータースポーツ・イタリアの会社とも離別した。
「僕は高い基準を持ち、意図された目標に向かって絶え間なく励むプレイヤーだ。WRCで今回自分の得た場所が、僕の決断を証明するだろう。僕の決定に理解を示してくれたロトスラリーチームには、お礼を述べたい。僕達はMスポーツと共に働き、車を変えていくことを決心した。モータースポーツ・イタリアの強力にも感謝し、未来での幸運を祈りたい」とコシューツコは語った。
Mスポーツのボスであるマルコム・ウィルソンは「彼は2010年にフォード・フィエスタS2000で、とても印象に残るペースを見せ、メキシコのS-WRCで表彰台に立った。WRCレベルでの彼の進歩を考慮し、我々は彼が今年と未来の両方において良い結果にチャレンジすることを期待している」と語った。