米国IIHS(道路安全保険協会)が実施した新方式の衝突安全テストにおいて、最高評価を獲得した三菱『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)。IIHSは、同車の衝突テストの映像を公式サイトで公開した。
IIHSが今回公開したRVRの映像は、「新スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の前面オフセット衝突テスト。これは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて固定バリアにぶつけるもの。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストだ。
そしてIIHSは総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック+」に認定。従来の「トップセーフティピック」以上に、高い衝突安全性能を認めることとした。
三菱RVR の新スモールオーバーラップテストでは、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部、足と全ての部位への傷害レベルが最小限で、GOOD(優)。ただし、ボディの安全構造に対する評価は、上から2番目のACCEPTABLE(良)。
すでに従来方式のテストで、最高のGOOD(優)を得て、「トップセーフティピック」となっていた三菱RVR。今回の新スモールオーバーラップでも、RVRは総合評価が最高のGOOD(優)となり、2013トップセーフティピック+に指定されている。