インディカーは5月21日、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで5月18日から19日に行われたインディ500の予選のテクニカル検査で、3台の車の違反行為が発覚し、それぞれ罰金処分が下されたことを発表した。
ライアン・ブリスコーがドライブしたチップ・ガナッシ・レーシングのNo.8の車が、リアウィングに関するルール14.6.4.16に従わなかった為に5000ドルの罰金が科せられた。
14.6.4.16:ウィングのメインプレートの後端の高さは、シャシーの基準面から28.010~28.210インチの間に計測されなければならない。
グラハム・レイホールがドライブしたレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.15の車が、一般技術仕様書に関するルール14.1.8に従わなかった為に1万ドルの罰金が科せられた。
14.1.8:下記の形態のクーリング(冷却)は、割り当てられたガレージの外でのみ認められる。
A)車のボディーワークに使用する冷却タオル
B)ドライバーの冷却ファン
C)ブレーキの冷却(ピットボックスにおいてのみ)
ミシェル・ジョルダン・Jrがドライブしたレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.17の車が、ボディーワークに関するルール14.6.7.7に従わなかった為に1000ドルの罰金が科せられた。
14.6.7.7:全てのアンダーウィングパーツ(スプリッター、サイドウォール、エクステンションなど)は、留め金具の追加またはアンダーウィングのサイドウォールの許可されたトリミングを除き、供給時の状態でなければならない。
メンバーは罰金に対し、インディカーシリーズのルールブックの抗議と審判手続に詳細の記された手順とタイムラインに従い、異議を申し立てることができる。