メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は5月14日発売した新型『Eクラス』について「私どもとしては一番力を入れている車種」とした上で、「お客様により広くご納得頂くために最強の商品を出してきたつもり」と強調した。
上野社長は同日都内で開いた新型Eクラス発表会で「今回大変思い切ったことのひとつとしては安全運転支援システム『レーダーセーフティーパッケージ』を標準装備にして導入し、さらに2000か所以上のパーツを換えた上で価格は据え置いた。また大胆にエクステリアを変更したことによって、より幅広いファン層を吸引できる車ではないかなと思っている」と述べた。
さらに「メルセデスはモデルラインアップを広げていく中でもやはりEクラスが中心にある。間違いなく私どものポートフォリオの中核。これは日本に限らず全世界的にもEクラスが売れてビジネスが安定するというふうに考えている。全体的な景気の動向を占うのにも、Eクラスが売れてくというのが、やはり私どもにとっては指標になる」と説明した。