日産自動車の米国法人、北米日産は5月7日、2013年モデルの『リーフ』が、米国IIHS(道路安全保険協会)から、高い衝突安全性を備えた「2013トップセーフティピック」に認定されたと発表した。
IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで行う。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価するもの。リーフは2013年モデルで初の大幅改良が施されており、再びIIHSの衝突安全テストを受けることになった。
2013年モデルのリーフのテスト結果は、前面衝突ではダミー人形の頭/首/胸/右足/左足と、全ての部位への傷害レベルが最小限。GOOD(優)評価と認定された。
側面衝突は、運転席のダミー人形の頭、首、胸、足と全ての部位への傷害レベルが最小限。後席も全ての部位へのダメージが少なく、 GOOD(優)評価。ボディの安全構造についても、前面衝突、側面衝突ともにGOOD(優)評価を得ている。
また、追突時のむち打ち確認テストとルーフ強度テストは、GOOD(優)。この結果、リーフは総合評価が最高のGOOD(優)となり、従来モデル同様、IIHSからトップセーフティピックの認定を受けた。
日産自動車のエリック・ゴットフレッド氏は、「米国で組み立てられる2013年型リーフは、顧客に優れた価値を提供する」とコメントしている。