マツダの米国法人、北米マツダは5月1日、4月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万9894台。前年同月比は7.5%減と、4か月連続で前年実績を下回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、7067台を販売。前年同月比は16.9%減と、4か月連続で前年実績を割り込む。1月末に新型が発売されたばかりの『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)も、需要に供給が追い付かず、22.4%減の2933台にとどまった。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)も、46.2%減の564台と、4か月連続のマイナス。
また、好調だった『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は失速。4月は762台にとどまり、前年同月比は19.1%減とマイナスに転じた。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が、6262台を販売。前年同月比は77.8%増と大きく伸びた。大幅改良モデルを投入した『CX-9』も、1694台を販売。前年同月比は11.2%増と、4か月連続のプラスを維持する。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が612台を販売。前年同月比は11.6%減と、3か月連続で前年実績を下回った。
マツダの2013年1-4月米国新車販売は、前年同期比5.2%減の9万8177台。北米マツダは、「SKYACTIV技術搭載車の販売が好調」と説明している。