【WEC 第2戦】アウディ勢が1-2-3フィニッシュ、トヨタはニューマシン投入もリタイア

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WEC 第2戦 スパ・フランコルシャン
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世界耐久選手権(WEC)の第2戦、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われた6時間レースの決勝が5月4日、争われた。

予選ではアウディの『R18 e-tronクワトロ』勢が強さを見せ、今回投入した3台の#1、#3、#2がそれぞれトップ3を独占。トヨタはこれらアウディの牙城に食い込めず、今回のレースで初めて投入する2013年型『TS030 ハイブリッド』の#7が4番手に、5番手には従来型マシンの#8と後方からアウディ勢に挑む。

レースは#2と#1がトップ争いを繰り返し、これをトヨタ勢が追撃する展開に。レーススタートからおよそ1時間後、LMP2のマシンがクラッシュしたことによりセーフティカー(SC)が入る。レースが再開されしばらく経つと、トップを走っていた#1のR18 e-tronクワトロがタイヤ空気圧に異常が発生しピットイン。ピットの周回でトップ3に食い込んで先頭争いに加わっていたトヨタの#7とアウディの#2、そして緊急ピットインを短時間で終えてレースに復帰した#1とが争う三つどもえの展開に。

が、レース開始から3時間半が経過したところで中嶋一貴がドライブしていたトヨタの#7が回生ブレーキにトラブルが発生、99周目にしてリタイアを余儀なくされる。こうなるとアウディは盤石のトップ3体制を築き、トヨタの8号車の追撃を許さずチェッカー。1位に#1、2位に#2、3位に#3というアウディ勢、4位には#8のトヨタ、5位にはローラ「B12/60」シャシーにトヨタエンジンを搭載するレベリオン・レーシングが食い込んだ。

GTEプロクラスにフェラーリ『458イタリア』で出走した小林可夢偉は総合17位、クラス3位の結果だった。

ニューマシンの信頼性に課題を残したトヨタは、次戦のルマン24時間レース(6月22日決勝)までにアウディ勢に肉薄できるか。

《レスポンス編集部》

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