4月のトヨタ米国新車販売、1.1%減…17か月ぶりの前年割れ

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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は5月1日、4月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は17万6160台。前年同月比は1.1%減と、17か月ぶりに前年実績を下回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、前年同月比13.9%減の3万1710台と、3か月連続のマイナス。『プリウス』も21%減の1万9889台と減少した。『カローラ』も2.1%減の2万4273台と、マイナスに転じる。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、新型を投入した『RAV4』が前年同月比22%増の1万8541台と回復。モデル末期の『ハイランダー』も4.7%増の9793台と好調を維持した。大型ピックアップトラックの『タンドラ』も14.6%増の8276台、小型ピックアップトラックの『タコマ』も19%増の1万2971台と支持を集めた。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が前年同月比3.1%増の7053台と、引き続き好調。モデルチェンジした『ES』は、70.7%増の5122台と伸びた。一方、新型『GS』は1236台にとどまり、前年同月比は38.4%減と3か月連続のマイナス。大幅改良を受けた『LS』は、59.8%増の700台と伸びる。

トヨタの2013年1-4月米国新車販売は、前年同期比6.1%増の70万5604台。米国トヨタ販売のビル・ファイ副社長は、「個人向け販売の伸びの持続が、米国市場の底固さを示す。とくに新商品や低金利などを考慮すると、これはいい兆候」と述べている。

《森脇稔》

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