中国の自動車大手、北京汽車(BAIC)は4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13において、『コンセプト500』を初公開した。コンセプト500は、ジープ『BJ212』へのオマージュとして企画されたコンセプトカー。1984年、当時のアメリカンモーターズ(1987年にクライスラーが買収)は、北京汽車との中国合弁、北京ジープを設立した。その北京ジープが1980年に発表したのが、ジープBJ212。『チェロキー』をベースに開発されたジープで、中国では人民解放軍の軍用車両としておなじみの存在。コンセプト500では、ジープBJ212を現代流に解釈。BJ212の丸いヘッドランプは受け継がれたものの、全体のルックスはモダンな雰囲気を放つ。なお、コンセプト500が市販されるかどうか、北京汽車は公表していない。
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