4月28日、“マロニエオートストーリー春”が出会いの森総合公園(栃木県鹿沼市)において開催された。主催はマロニエ・オートストーリー・フォーラム。
戦前から比較的新しい年代まで、バラエティに富んだ参加車が集まるこのイベントも、今回で4回目を迎えた。晴天に恵まれた当日は、60台以上が出会いの森総合公園に集まった。
朝8時過ぎに集まった参加車はドライバーズミーティングの後、9時半より順次ルートマップを手にツーリングへスタート。そのコースは、新緑のワインディングロードを含む80kmほどで、約3時間でスタート地点と同じ場所にゴールするものだ。そして、ゴールした後は、バーベキュー大会となる。
一般公道でのツーリングであることから、速度を競うものではないため、中間地点とゴールの時間が決められている。当然、十分余裕をもった時間設定となっているため、参加車は中間地点でゆっくりと休憩を取った後スタートすることになる。その中間地点で手持無沙汰にならないようにと、主催者が手配した移動コーヒーショップが出展するなど、細かい配慮がなされていた。
ゴール後のバーベキューは、会場の中の芝生にクルマを並べ、ゆったりと食事とおしゃべりを楽しむ時間となった。主催者はこの“ゆったりと”がキーワードだと述べ、この“ゆったり”が成立しているのは参加者のマナーの賜物だと話す。安全運転はもちろんのこと、リピーターの参加者が、イベントに慣れていない参加者を手助けする光景も見られるなど、参加者皆で、このイベントを気持ちよく作り上げようという雰囲気が伺われた。
マロニエ・オートストーリー・フォーラムが主催する次回のイベントは、10月13日に開催される、マロニエオートストーリー秋である。