【F1 バーレーンGP】アロンソ「DRSが壊れていなくても2位が限界だった」

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フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
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バーレーンGPの前半に、DRSの開放固着というトラブルに見舞われたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、「とてもとても運が悪かった」と語った。

レースが始まりDRSの使用が許されてまもなく、アロンソのフェラーリはトラブルが発生した。DRSは開放ポジションで固着し、メカニックによる修正のため緊急ストップを余儀なくされたが、次の周回でもフラップは固着して二度目のストップを終えた頃には、アロンソの順位は大きく下がっていた。

彼はこの一件を運が悪かったと語るが、その一方でタイトルを取り合うライバルにもシーズンのどこかで同じような災難が起きることもあると言う。

「本当に困ったよ。2周連続で2度のストップで最後尾集団に混じって走ることになった。おまけにオーバーテイクをするにもDRSは使えず、本当に困難なレースを強いられた。でもレースで起きてしまったことは元には戻せない。とてもとても運が悪かったし、合計4戦でこういう不幸に2度も見舞われたことになる。でも他のドライバーにも不運はあるだろうし、そのときには精一杯チャンスとさせてもらうよ」

「DRSの開放固着が起きたのは初めてだ。あの時点でリヤタイヤは完全に使いきってしまったと思ってチームに連絡したら、そうじゃないタイヤは問題なくて問題はDRSだからすぐにピットに戻ってくれと言われたんだ。チームはすぐに元の位置に戻してくれたし、開放位置で引っかかっただけだからこれで解決したと一度は思った。ところがそうじゃなかったんだな。このピットからのアウトラップでまた発生して、もう一度ピットに戻る羽目になった」

トラブルがなければ、どの程度のリザルトになったと思うかとの問いに、アロンソは2位が限度だっただろうと答えた。

「最終リザルトがどうなっていたか僕にはわからない。別の世界を見る水晶玉を持ってるわけじゃないからね。ロータスの2人がポディウムに立った結果を見ると、あのあたりは現実的に期待しても良かったように思う。あのポジションに自分を入れても不自然じゃないと思うよ。一方でセバスチャンの残したラップタイムを見せられると、今回の1位は自分のものじゃないとも思う。彼のあそこまでの速さを見ると、今日の僕たちのポジションは2位が上限だったのではないかな」

《編集部》

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