次期NSXベースのホンダを含む14年型GT500マシン、今年8月の鈴鹿1000kmで初お披露目予定

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今季開幕戦岡山のGT500クラスのレースシーン。写真:GTA
  • 今季開幕戦岡山のGT500クラスのレースシーン。写真:GTA
  • 開幕戦でのホンダHSV-010 GT勢の走り。写真:Honda
  • ニッサンの現行GT500マシンはR35型GT-R。
  • 2013年のGT500を戦っている、レクサスSC430。写真:TOYOTA
  • 今季開幕戦を制したのはホンダHSV-010 GTを駆る伊沢拓也&小暮卓史だった。写真:Honda
  • 今季開幕戦での会見に臨んだ、GTAの坂東代表(左)と、ZFレースエンジニアリング社のオーデンダールCEO(中央)。
2014年シーズンのSUPER GT/GT500クラスを戦う、レクサス、ニッサン、ホンダのニューマシンは、現時点では今季第5戦鈴鹿1000km(8月17~18日)で揃って初お披露目、という予定であることが明らかになった。

GT500クラスは来季から車両規則がドイツのDTMと共通化される。統一モノコックを使用して新たにつくられる各社のニューマシンの登場が注目されるところだが、今季開幕戦(4月7日)でのシリーズ運営団体GTAの定例記者会見において、坂東正明代表が語った内容は以下のようなもの。

「統一モノコックは5月中には各マニュファクチャラーに1台ずつ届く予定。専有走行でのテストを経たのち、8月の鈴鹿1000kmで3台(レクサス、ニッサン、ホンダ)同時にお披露目をしたいと考えている」。コストダウンを主目的に、統一モノコックや共通パーツを使ったうえで、各社(各車)がそれぞれの外観的な特徴や競争上の利点を出すという新規則で争われるGT500新時代。その元年に向けての準備は着々、といった印象を抱かせた(エンジンは現行DTMとは異なり、新たに2000cc直4ターボが導入される)。

なかでも注目度が高いのはホンダだろう。既に現行車HSV-010 GTの使用は今季限りで、来季からは次期NSXベースのマシンでGT500を戦うことを表明済み。すべてが予定通りに進めば、という注意書きこそ付くが、ある意味では今年8月の鈴鹿1000kmが次期NSXの国内デビュー、というかたちにもなるわけで、チャンピオン争いの正念場ともなるシリーズ最長距離の真夏の一戦は、2014年に向けての注目舞台ともなりそうだ。

GT500とDTMの技術提携はアメリカのレース界も巻き込んでの大きな流れとなっており、ゆくゆくは「日欧米のワールドカップ的なレースができればベター」と坂東代表。また、7日の会見には今季から新たにSUPER GTのシリーズパートナーとなったドイツのゼット・エフ(ZF)社を代表して、ノルベルト・オーデンダール氏(ZFレースエンジニアリングのCEO)も出席した。ZFはドライブラインやシャシー関連の高性能製品開発で知られ、ZFブランドとSACHSブランドを展開中。14年はGT500の全車がZFのクラッチを使用することも坂東代表、オーデンダールCEOから発表されている。
《遠藤俊幸》

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