JR東日本は2日、仙台・宮城と秋田でデスティネーションキャンペーン(DC)を実施すると発表した。どちらも「観光」の力で東北復興を支援する取り組みの一環。
仙台・宮城DC(4月~6月)は、さまざまなイベント列車を運転するほか、復興へと歩みを進める被災地を巡るバスやタクシーのプランを組み合わせた復興応援ツアーを地域と連携して設定する。秋田DC(10月~12月)では、秋田の持つ多彩な観光素材やE6系「スーパーこまち」の運転開始を契機に更なる交流人口の拡大に取り組んでいく。
DCが開催されない期間もJR東日本の重点販売地域に東北エリアの地域(山形、岩手、青森・函館、いわき・ときわ路)を設定しているほか、東北エリア全域に向けて 2013 年度を通じて「行くぜ、東北。」キャンペーンを大々的に展開し、東北エリアが旅行先として注目されるように切れ目ない取組みをより強力に行っていく。