ホンダは、万一の事故における迅速で的確な救急救命に役立つ緊急通報システムを、今年夏に発売する新型『アコード ハイブリッド』用インターナビから搭載すると発表した。
緊急通報システムは事故の衝撃でエアバッグが作動した際に、救急救命に役立つ情報をHELPNETに通報、専門のオペレーターが迅速に消防や警察に出動を要請する。
ホンダの緊急通報システムでは、GPSの位置情報に加え、開いたエアバッグの種類、何km/h減速したのか、多重衝突であるのかも通報。事故状況の詳細を迅速かつ正確に伝達し、ドライバーからの口頭説明と合わせることで、より的確な救急救命につなげていく。
なお、同システムは、ナビ画面上での操作により手動でも通報できるため、急病など事故以外の緊急事態時にも使用できる。
ホンダでは、今後発売される新型車のインターナビにも緊急通報システムを順次適用していく。