ホンダは、市場拡大が見込めるケニアにおいて、二輪車の生産と販売機能を備えた新たな現地法人を3月25日、正式に設立した。
新会社では、生産・卸販売事業を軸に、「小さく生んで大きく育てる」を基本方針としたオペレーションを行い、品質の良い製品を低価格で提供できるよう、グローバル調達はもとより、効率的な生産体制を構築する。新工場は、2013年9月に稼働開始の予定で、生産能力は2万5000台。
ケニアの新会社は、ホンダにとって南アフリカ、ナイジェリアに続き、アフリカにおいて3番目の現地法人となる。また、生産工場としては、ナイジェリアに続く2番目の生産拠点となり、同社のアフリカにおける二輪車の年間生産能力はナイジェリアと合わせて17万5000台となる。