ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は、3月27日に米国で開幕するニューヨークモーターショー13で決定する「2013ワールドカーデザインオブザイヤー」について、最終選考3台のリストを公表した。
2013ワールドカーデザインオブザイヤーは、2012年に発売された新型車の中から、優れたデザインを持つ車に授与されるもの。世界25か国、約60名のジャーナリストに、5人のデザインエキスパートが加わり、審査が行われる。
2013ワールドカーデザインオブザイヤーの最終選考3台は以下の通り。
●アストンマーチン・ヴァンキッシュ
●ジャガーFタイプ
●マツダ・アテンザ
日本車では唯一、新型マツダ『アテンザ』が最終選考に駒を進めた。残る2台は、欧州の高級スポーツカー。アストンマーチン『ヴァンキッシュ』と、ジャガー『Fタイプ』の英国製スポーツカー2台に、新型アテンザが挑む構図。
また2013年2月の時点で残っていたルノー『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)、ランドローバー『レンジローバー』、フォルクスワーゲン『ゴルフ』の3台は、最終選考から漏れている。
ワールドカーデザインオブザイヤーの過去の受賞車は、2006年がシトロエン『C4』、2007年がアウディ『TT』、2008年がアウディ『R8』、2009年がフィアット『500』、2010年がシボレー『カマロ』、2011年がアストンマーチン『ラピード』、2012年が『レンジローバー・イヴォーク』。欧州車が圧倒的に有利だ。