新日鉄住金エンジニアリングの建築・鋼構造事業部は、スターフライヤーから北九州空港内に建設する航空機整備用格納庫を受注したと発表した。
新日鉄住金エンジが新しい格納庫計画の設計・施工一括で整備用格納庫を受注するのは今回で5件目。
航空機整備用格納庫は、航空機の整備を行うための施設で、故障などの不具合が発生した部分を修復するのに加え、航空機が安全、定時に運航できるように点検し、不具合発生前の発見や、部品交換作業を行う。航空機の安全運航のための重要施設で、スターフライヤーは主力機として採用するエアバスA320を1機収納する規模となる。2013年3月に着工し、2014年2月に供用を開始する予定。
新日鉄住金エンジでは、工事は空港の制限区域に隣接する民有地に建設されるため、空港運営や各種制限と、客先ニーズとの整合性を保ちながら推進するエンジニアリング力・プロジェクト実行力が求められるとしている。