【ジュネーブモーターショー13】韓国サンヨン、ロディウス 新型を発表…大型ミニバン

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新型サンヨン ロディウス(ジュネーブモーターショー13)
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韓国のサンヨン(双竜)自動車は3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、新型『ロディウス』(ロシアやオーストラリアなど一部市場では『スタヴィック』)を初公開した。

もともと1954年、商用メーカーとして創業後、1986年に双竜グループに買収。その後、韓国の大宇、中国の上海汽車と目まぐるしく親会社が変わった後、2009年1月に経営破綻。2010年、インドのマヒンドラ&マヒンドラ社の傘下に入り、再出発したのがサンヨン自動車。

ロディウスおよびスタヴィックは、サンヨンの大型ミニバン。「A150」と呼ばれる開発プロジェクトの市販バージョンだ。地元韓国には、『コランド ツーリスモ』のネーミングで投入される予定である。

デザインのキーワードは、力強さ、プレミアム、スペシャルティ。ダイナミックかつ洗練されたデザインを提示する。また、オフロード、オンロードの両面で、高い走破性を追求。3000mmのホイールベースを生かした広大な室内空間を備え、ビジネス、レジャー、旅行など、シーンを問わない機能性も備えているという。

搭載エンジンは、3.2リットルのガソリンと2.0リットルのディーゼル。欧州市場で主力の2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルは、最大出力155ps/4000rpm、最大トルク36.7kgm/1500-2800rpmを発生する。トランスミッションは6速MTと、メルセデスベンツ製の5速ATだ。

《森脇稔》

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