日産自動車のカルロス・ゴーン社長は2月26日、『GT-R』のニスモ仕様車を1年以内に市販化する計画を明らかにした。
ゴーン社長は同日、横浜市で開かれたニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)の新社屋開所式であいさつし、「先月、『ジューク ニスモ』を発表して以降、日産自動車のパフォーマンス、そして技術のフラッグシップであるGT-Rもニスモバージョンを出す予定があるかどうかに注目が集まっている。その答えはイエスだ」と述べた。
その上で「向こう12か月以内に『GT-R ニスモ』をご覧になり、乗って頂けるようになることをお約束する」と明言した。
さらに「ニスモのロードカーのラインアップを拡充していく中で、GT-Rを外すことは考えられない。GT-Rのロードカーはグローバルスーパーカーであり、レース場のGT-Rの性能はニスモの熱意と才能に裏打ちされている」と強調した。