トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は2月20日、『カムリ』の2013年モデルの概要を明らかにした。
新型カムリは7世代目モデルにあたり、米国では2011年8月に発表。今回、デビューから1年半を経て、2013年モデルが登場。インテリアを中心に、アップデートを受けている。
2013年モデルのインテリアは、「LE」と「SE」グレードのフロントドアパネルに、新開発のソフトタッチ素材を採用。従来のハードプラスチックと比べて、質感を向上させた。さらにLEグレードに関しては、アームレストがブラックから、内装色と同色に変更された。
また、従来は上級グレードのみに装備されていたディスプレイオーディオを、全グレードに拡大展開。安全面では、リアクロストラフィック警告機能が付いたブラインドスポットモニターシステムを、「SE」グレードにも拡大採用している。
トヨタ カムリは2012年、米国で乗用車としては最多の40万4886台を販売。前年比は31.2%増と伸びた。好調な販売が続いているだけに、2013年モデルの変更点は、小規模といえる。