三菱ふそうトラック・バスは2月21日、大型路線バス『エアロスター』とUDトラックスブランドの『スペースランナーA』2車種のスタータに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2010年6月24日~2013年1月9日に製作された1310台。
アイドリング・ストップ&スタートシステムによるエンジン始動を頻繁に行うと、スタータが空転し、エンジンが始動不能になるおそれがある。
全車両、スタータを対策品に交換するとともに、フライホイールリングギヤの摩耗が限度を超えているものは新品のギヤに交換する。
不具合発生件数は19件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。