キャロッセが、マレーシア最大の自動車メーカーであるプロトン社のスポーツモデル、『サトリアネオ』を正規輸入を行う最大の理由は、「昨今の経済不況と、私どもの原点でもあるモータースポーツ業界の閉塞感を脱する為、また業界の活性化を目指して、このプロジェクトをスタートさせた」と関係者は述べる。
このサトリアネオは2011年シーズンはFIAアジア-パシフィック・ラリー選手権において、二輪駆動部門チャンピオンを獲得。そして全日本ラリー選手権においても、JN3クラスのチャンピンを獲得。
その後、2012年6月28日に、キャロッセは、国土交通省よりサトリアネオの型式認証を取得、同時に昨年8月21日にJAF公認車両として登録し、参戦競技の幅を増やすことに成功した。
このモータースポーツのベース車両として導入されたサトリアネオは、1.6リッター4気筒DOHCエンジンを搭載。5速マニュアルのみで、価格は159万6千円である。
このサイズでのモータースポーツのベース車両が、日本車ではなかったことから導入しました。このクルマがきっかけとなり、モータースポーツのすそ野が広がればと関係者は期待を語った。