マレーシアの自動車メーカーのプロトンは9月4日、同国初となる電気自動車(EV)専用の組立工場をタンジュンマリムに開設したと発表した。
アンワル首相が出席して開所式が行われた。工場は自動車ハイテクバレー(AHTV)内の5.57エーカーの敷地に建設され、総投資額は8200万リンギット。今回稼働を開始した第1期工場への投資額は4700万リンギットで、年産能力は2万台。将来的には最大4万5000台まで拡張可能な設計となっている。
同工場では、昨年12月に発売されマレーシアで最も人気のEVとなったプロトン『e.MAS 7』が、初の完全ノックダウン(CKD)モデルとして生産される。続いて第2のEVモデルであるプロトン『e.MAS 5』の生産も予定されている。