全体相場は反落。外為市場で円相場が強含みに転じたことを嫌気し、輸出関連株を中心に利益確定売りが優勢。下値は限定的だったが、手掛かり材料難で終日さえない動きが続いた。平均株価は前日比35円53銭安の1万1372円34銭と小反落。東証1部の出来高は今年初の30億株割れとなった。自動車株はさえない動きが目立った。トヨタ自動車が45円安の4740円と反落。ホンダが15円安の3490円、日産自動車が10円安の940円と反落した。マツダ、スズキ、三菱自動車が続落し、いすゞがさえない。こうした中、富士重工が45円高の1330円と続伸。大手外資系証券では、目標株価を1350円から1500円に引き上げている。ダイハツ工業、日野自動車がしっかり。