全体相場は反落。円相場が対ドル、対ユーロで反発したことを嫌気し、寄り付きからマイナス圏の展開。引けにかけてまとまった売りが出たことで、全面安の様相となった。平均株価は前日比117円71銭安の1万1251円41銭と反落。自動車株は全面安。トヨタ自動車が90円安の4830円と3日ぶりに反落。ホンダも30円安の3515円と反落。マツダ、ダイハツ工業、日野自動車、富士重工、三菱自動車が続落した。こうした中、スズキが25円高の2309円と続伸。いすゞ自動車が14円高の588円と反発。日産自動車が950円で変わらず。今期業績について厳しい見通しが大勢だが、大手証券は投資判断「買い」、目標株価1100円を継続。「株価の下落局面は投資機会」としている。