全体相場は3日ぶりに反発。
円安の進行で買い安心感が強まり、輸出関連株を中心に買いが先行。後場入り後は輸出関連株が伸び悩み、物色対象が金融株にシフトしたが、高値圏で動きに終始した。
平均株価は前週末比215円96銭高の1万1369円12銭と大幅反発。
自動車株は高安まちまちとなった。
トヨタ自動車が25円高の4920円と続伸。一時2008年9月以来の5000円台を回復した後は利益確定売りに押されたが、来期以降の好業績に対する期待から下値では買いが入っていた。
ホンダが15円高の3545円と反発。
スズキがしっかり。
一方、日産自動車が37円安の950円と続落。今期業績の下方修正に対する警戒感が強まっており、トヨタと明暗を分けた格好だ。
マツダも15円安の291円と大幅続落。投資判断引き下げの観測から利益確定売りが止まらない状況。
日野自動車、いすゞ、ダイハツ工業、三菱自動車、富士重工もさえない。