マツダ山内社長「CX-5のディーゼル比率が9割超に」…一部改良受け

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マツダの山内孝社長は、『CX-5』の国内でのディーゼルエンジン比率が、12月に行った一部改良を機に90%を超えたことを明らかにした。

山内社長は2月6日に都内で開いた決算会見後、一部報道陣に対し「CX-5は去年1年間のディーゼル比率が8割強だったが、12月にキックダウンスイッチの採用など一部改良をして以降、一段と上がって91~92%にまで上がってきている。そして受注台数は全く落ちてない。『アテンザ』が出てもさらに増えている」と述べた。

さらに「アテンザも70%強がディーゼルで、これも当初の予想を大きく超えている。日本でディーゼル乗用車は、一昨年まで年間9000台程度しか売れていなかったが、CX-5だけで2~3万台と、まさに市場が3倍に拡大している。それだけに我々は非常にこの技術を大事にしていきたいと思っており、色々な車種に搭載する準備をしている」とも語った。

また、輸入車でもクリーンディーゼルエンジン搭載車が増えていることに関しては「非常にウェルカム。やはり、マツダだけではこのマーケットは作れないと思っているので、是非どんどん輸入車のメーカーも入ってくれば良いなと思う。(そうすることで、クリーンディーゼルエンジンの)認知度が広がるのではないか」との考えを示した。

マツダのウェブサイトによると、2月1日時点におけるCX-5ディーゼル搭載車の注文分の工場出荷めどは3月後半以降、またアテンザディーゼル搭載車は3月末~4月以降とされている。

《小松哲也》

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