全体相場は急反発。
海外株高、日銀の金融緩和政策に期待した円安を背景に、幅広い銘柄に買いが先行。終日買い意欲が旺盛で、引けにかけてじり高展開となった。
平均株価は前日比416円83銭高の1万1463円75銭で、上げ幅は東日本大震災後の2011年3月16日以来の大きさ。リーマン・ショック後の戻り高値1万1339円30銭(2010年4月5日)を更新し、2008年9月29日以来の高値となった。
円相場が一時1ドル=94円台に下落したことを追い風に、自動車株は全面高。
トヨタ自動車が275円高の4815円と急反発。大手証券が来期以降の好業績を前提に、目標株価を4800円から5800円に引き上げている。
ホンダが115円高の3580円、日産自動車が41円高の996円と反発。
マツダが業績の上方修正に対する期待から12円高の283円と堅調。
スズキ、富士重工が大幅高。