JR東日本リテールネットとヤフーは、「食べて復興・おいしく復興」をテーマにした「東北復興弁」を共同開発し、2月1日から東京駅や品川駅、上野駅の駅ナカで限定販売する。
両社が開発した「東北復興弁当」は、石巻のブランド食材である「金華ぎん(鮭)」をメインとした「金華ぎん鮭・彩り弁当」(950円)、世界三大漁場のひとつである三陸沖でとれた脂の乗った三陸さんまと甘みと厚みが自慢の大振りほたてを蒲焼に仕立てた「三陸さんまとほたての蒲焼弁当」(950円)の2種類。副菜には、石巻のワカメやコウナゴなどをふんだんに使い、石巻の味を楽しんでもらう。
石巻では「震災の石巻」から「美味しい石巻」へ変化を模索している。今回、両社は、石巻の食材を「全国の人に手軽に美味しく食べてもらいたい」という関係者の思いをくみ取って、駅弁を開発した。
弁当1個の販売につき50円は、東北支援活動に使われる。
また、Yahoo!JAPANが事務局を運営するオープンプロジェクト「復興デパートメント」では「おいしく食べて復興支援!」をテーマに昨年7月から「復興弁当シリーズ」を提供している。