フォルクスワーゲンと第一汽車(FAW)の中国合弁、一汽フォルクスワーゲン(一汽大衆)は、2012年の中国における新車販売の結果を明らかにした。
同社の発表によると、2012年のアウディブランドを含めた総販売台数は、過去最高で初の130万台超えとなる136万8766台。前年比は31.7%増と大きく伸びる。
136万8766台のうち、フォルクスワーゲンブランドは96万5888台。車種別では、新型『SAGITAR』(『ジェッタ』)や新型『ボーラ』、『MAGOTAN』(『パサート』)などが販売増に貢献した。
とくに新型SAGITARは2012年、月販売台数がコンスタントに2万台レベルを維持。中国のA+セグメントにおいて、最も高い人気を示す。
一汽フォルクスワーゲンは、中国の需要増に対応して、増産の手段を取ってきた。2012年、吉林省の長春工場では、新記録となる100万台以上を生産。一汽フォルクスワーゲンは2012年、過去最高の134万台を現地生産したが、その達成に大きな役割を果たしている。